暖かくなってくると花粉症予報も始まりますね。
いろいろな方のブログを拝見していると、
悩みます・・・
困っています・・・
という書き込みがあります。
私も20数年前に発症し、検査で杉とヤシャブシに反応しました。
10年以上悩まされ、毎年2月中旬から5月くらいまでティッシュの箱が手放せないだけでなく、目の下から頬にかけて鼻汁だか膿だかが溜まって痛くなり耳鼻科のお世話にもなっていました。
仕事にも差し支えるし、ほとほと困り果てている頃、ネットで花粉症のことを調べていると漢方処方の薬で良くなったという口コミを見つけたんです。
興和薬品という会社の「小粒タウロミン」というものでした。もともと子供のアトピーのための薬だったのですが、そのころ花粉症が話題になり、試してみたら効いたという口コミでした。
漢方薬には抵抗がなかったし、カエルがイメージの興和薬品も有名だったので、効かなくて元々くらいの軽い気持ちで通販で買い、飲み始めました。1回12錠、1日3回が基本で症状によって3倍まではOKでした。
忙しい仕事をしていましたから、朝20錠くらい飲んで、夜家に帰ってから20錠くらい飲むといういい加減な飲み方でしたが、抗ヒスタミン剤が入っているせいかすぐに楽になったのは正直びっくりしました。本当に漢方???っていう感じです。
完全に症状が消えたわけではありませんでしたが、のべつ幕なしに鼻をかむということはなくなりました。
副作用として眠気や便秘が書いてはありましたが、私の場合は起こりませんでしたので、花粉のシーズン中服用し、それ以外の期間も飲み続ければ体質改善すると書いてありましたが、忙しさに紛れて忘れてしまい、翌シーズンにはまた2月頃から飲み始めるということを5年くらい続けていました。
ある年、テレビで花粉が飛んでいるというニュースを見ながら、はて?今年は朝5時になってもクシャミが出ない・・・と思い、タウロミンは症状が出てから飲むことにしたところ、そのシーズンは3日飲んだくらいで済みました。
その3日というのは、吉野から天川村までドライブをしたんです。花粉の季節に杉林の中を走るって・・・いくら助手席だとは言え自分でも無謀だと思いましたので、予防の意味でタウロミンを飲みました。ちょっと鼻がムズムズした感じはありましたが、旅は楽しめました。
それからは、症状が出た時だけ、花粉だらけのところに行くときだけ、といった飲み方をしていましたが最近3年ほどはそれもなくなり、薬はお守りみたいに飾ってあるだけになりました。
私の体質に合ったと言えばそれまでですが、藁にもすがる思いで始めた薬で春の行楽シーズンを楽しめるようになった経験が、花粉症で悩んでいらっしゃる方の参考になればと思います。
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